Develop with Salesforce? 〜Salesforce初心者向けまとめ〜
0. 2018年について
メリークリスマス!nakaya_aです。
今年も24日で終わるなんて信じられませんね。今年8月に転職して、初めてSalesforceプラットフォーム上で開発を行うことになりました。
全くSalesforce開発を知らない人のために、4カ月で得られた私なりのSalesforce開発とは?について書こうと思います。
1. Salesforceって何?
転職するまでのSalesforceのイメージは、営業管理や顧客管理、営業支援アプリケーションのベンダーというイメージでした。
Salesforceは上記だけではなく、全てのSalesforce環境で動くプラットフォームも提供しています。
そのプラットフォーム上で動くアプリケーションはAppExchangeから検索・ダウンロードできます。学習はこちらからどうぞ。
2. 学習ツールがある!!!
Trailhead という「管理者、ユーザー、開発者が楽しく簡単に Salesforce のスキルを身に着けることができる無料の学習ツール」があります。
またTrailhead Playgroundという「学習中のスキルを実際の作業に使用する前に練習できる安全な環境」があり、実践で学ぶことができます。
また学習した単元でBadgeを集めるのが楽しいです!喫緊の目標は、Badgeを100個集めたいなと思ってます。。
学習内容は、「どうやって〇〇機能の開発をするの?」という開発向けのものから、「どうやって環境や機能を管理する?」など管理者向けのもの、コンサルタント向けのものがあります。
自分が成長したい方向に合わせて、必要なトレイルを選んでいくと良いですね。
3. 何を目指す?
経験的トレーニングの積み上げも大事ですが、できればスキルを資格にしたいところです。。
認定資格が用意されています。
基本資格でいくつか気になっているものがあるので、来年は資格取得も頑張りたいです。
(入社前にSalesforceの経験(スキル)と年収のマップを見たのですが、発見できず。。発見したらリンク貼っておきます。。)
4. やってみよう!
ノーコード・ローコードで開発できるのも、Salesforceのメリットの1つです。
以下は、Salesforceのアプリケーションの構成例です。
単一のオブジェクトを作成・追加するページを作りたいだけであれば、Codeを書かなくても、設定画面からオブジェクト更新用のページを作成することができます。
またパッケージ開発では、メタデータを作成し標準ページレイアウトやオブジェクトの項目追加を行うことができます。
おすすめのTrailheadは以下です。
https://trailhead.salesforce.com/ja/users/00550000006ywODAAY/trailmixes/first
5. パッケージ環境構築
実際に開発環境を作ってみたいと思います。Apex拡張機能がEclipseにもありますが、
今回はSalesforce DXを使って環境構築を行おうと思います。
以下のPageを参考に環境構築を行いました。
Salesforce DXでは、5で作った環境で設定を変更し、コマンドでローカルにPullする機能があります。
Salesforce DXを使う前提として、PCにjavaをインストールしておく必要があります。
またソース管理を行いたい場合は、Gitのインストール・vscodeへのセットアップが必要です。
6. ページを作ってみる
早速、5で作った環境Visualforceページを作成してみましょう!
- コマンドパレットを開く(vscode上でcommand+shift+p)
- 出てきた入力枠に’SFDX: open Default Org’と入力
- 開発コンソールを開く
- file>New>Visualfore Pageを押下
- Page Nameに’TaskPortal’を入力
- 開いているTaskPortal.vfpに以下をペースト
<apex:page >
<h1>Task Portal</h1>
</apex:page> - 保存を押下
- コマンドパレットを開く(vscode上でcommand+shift+p)
- 出てきた入力枠に'SFDX: Push Source to Default Scratch Org'と入力
- force-appのフォルダ配下にTaskPortal.vfpができたら成功です!
7. 終わりに
サーバーレスなのでセットアップさえ間違えなければ、簡単に環境構築・アプリケーション開発を行えるのが魅力だなーと思いました。
一方で、Java Likeな独自言語「Apex」やガバナ制限などプラットフォームの制約を覚える必要があるので、Codeを書くアプリケーション構成を選んだ場合、キャッチアップコストがある程度かかることを考慮した方が良いです。
簡単ではありますが、ざっくり私なりのSalesforce開発にまとめてみました!また何かのアプリケーションを作成したら、Blog書きます!
このブログはチームスピリット Advent Calendar 7日目のBlogです。
他のブログは以下からどうぞ。。HUNTER×HUNTER読者の私は、4日目が面白かったです。